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その独特なフォルムから、古い時代の漫画などに登場したこともありますし、近年公開された昭和の東京を舞台にした某邦画においても、自動車修理工場の社長 が乗っているのがスクリーンに映し出されたことで有名なのが、いわゆる「オート三輪」と呼ばれる自動車です。

 

名前の通りエンジン付きの三輪車を表している 言葉であり、主に貨物車としてトラックの用途で使われていました。それから普段の乗用車として、またタクシーとして改造されたオート三輪もありましたが、 これはほとんど例を見ないレアな存在であります。安いし、砂利道などの悪路にも対応している走破性をもっているし、小回りも利く車として、1930年代か ら1950年代の日本では大成功を収めた車なのですが、その後は今のいわゆる「軽トラ」と呼ばれるような4厘のトラックの登場によって衰退していきまし た。

 

しかしながらその独特なフォルムにあこがれる人は現代の日本においてもまだまだ多いですし、東南アジアの一国である、タイのタクシーとして世界的に有 名な「トゥクトゥク」は、このオート三輪が現代にまだ残っていると言うことを、タクシーと言う形であらわしていることがとてもよくわかる自動車でありま す。

 

 
ミュゼ大宮